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5050系4000番台を簡単に解説

東横線の中で主に特急や相鉄線直通として見かける機会がある、5050系4000番台。今回はそんな4000番台の解説です。

 この車両、疑問点として、車両型式があると思います。「なぜ、5000系列なのに、車両番号が4000から始まるのか?」これは簡単で、5000系列の車両番号が不足したためです。

区分

 5050系4000番台はざっくりと3種類に区分することができます。まず、全15編成のうち、4101f〜4110fのグループです。これは、副都心線との直通向けに導入されたグループです。そのうち、4110fは渋谷に誕生したビル、渋谷ヒカリエの宣伝目的で、ラッピングが施されています。車内は3種類あり、編成の中のスタンションポールの1つにハートが彫られているのが特徴です。

 次に、4111fです。この編成からは、2023年3月の相鉄線との直通に向けて10両化を進めたもので、8両編成の5173fを10両化したものです。細かな点としては、元々の8両と増結した2両とで、帯の太さが異なります。

最後に、4112fから4115fまでのグループです。このグループは有料指定座席のQシートという車両が4、5号車に組み込まれているのが特徴です。8両編成の5166fから5169fを10両化したものです。また、他の4000番台とはパンタグラフの位置やスカートが異なります。

ちなみに、相鉄直通に向けて、乗務員室仕切り右側の窓が封鎖されており、カーテンが閉じられると、前面展望を見ることができなくなります。

これから

現在、5000系や5080系の初期車などで、運番白色化が行われていますが、数年後には5050系4000番台にも運番白色化がされる可能性が高いです。そのため、9000系列もですが、こちらも少しずつ記録を進めておくといいかもしれません。

基本タイプの4104f

4110f「渋谷ヒカリエ号」

Qシート付きの4113f


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